10月21日(金)
私が住む元宮町から、今之浦川を約1キロ下った、西を流れる加茂川との合流点付近。そこが植樹会の会場です。
今之浦地区を周遊する道に満開の桜を咲かせようと「いわた回遊の道 さくら会議」(清水宏悦会長)が、実生や根分けして育てた57本の幼木を用意。この日参加した、桜の“オーナー”になった家族連れの市民らが、すくすく育った幼木を両河川の堤防の川裏(緑地)に楽しそうにクワやスコップで植えこみました。
元からあるソメイヨシノに、ゾーン分けして植えられた河津桜や枝垂桜。花見がてらの堤防の散策が、今から楽しみです。
それに引き換え‥と言ったらヒガミになるかもしれませんが、もう一枚の写真、これが我が家からわずか100m先の、まぎれもない今之浦川の姿です。団地に接し、新旧の民家が密集するエリアを流れる、それでも愛すべき今之浦川。同じ一つの川なのに、なぜこうも姿かたちが違うのでしょうか。
「自然が豊かだね」「最後の秘境、いや見付のアマゾン!」「緑に囲まれていいんじゃない?」 そんな意見もあるかもしれません。未曽有の水害に見舞われた今年。災害の時代に生きる、人と、暮らしと、まちとの関係を考えさせられるこの頃です。
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